



英語以外のドイツ語とイタリア語は10月から新講座が始まりました。月曜日からなので、実際は9月29日からでしたが、ざっと一週間聴いてみた所の、極めて独断と偏見の感想を書いてみたいと思います。
「ラジオ英会話」
私は高校生の頃から聴いていたので、やはり故東後勝明先生が一番です。その後、様々なタイプの講師の方が担当されていますが、8年前位からは大西泰斗先生になりました。今年度は動詞の特集で、10月は知覚、思考、理解などを表す動詞を扱っています。
著書の『一億人の英文法』同様、文法の説明は独特で、一般的文法用語は使いません。動詞の説明も、言葉ではなくイラストでビジュアライズされています。英会話や文法やり直しの人には良いですが、好みはあるかも知れないですが、遠山顕先生の時より易しく感じます。
「ラジオビジネス英語」
インタビューを取り上げている金曜日を除く、月~木曜日の放送だけを聴いています。個人的に気に入っているのは、スキットを最初と最後に聴けることと、単語の説明をさらっとした後シャドウイングの時間があることです。シャドウイングはちょっと苦戦しています。😅
もう一つ気に入っているのは、毎回使われていた新しい表現を使って、与えられた日本語の文章を一瞬のうちに英作文することです。いつも必死で走り書きしています。個人的には、「ラジオ英会話」の短い会話の表現を、短い時間で日本語から英語にする方が難しいです。
「まいにちドイツ語」
10月になり、従来のスタイルに戻ったので正直ホッとしています。9月までのは全くの初心者には難しすぎて挫折した人が多かったのではと思います。単にドイツの情報を得るには良かったかも知れませんが、私は途中からテキストを購入するのを止めました。😅
10月からの内容は、完全にABCからの人にはちょっと難しい所はあると思いますが、ちょっとかじった人にはちょうど良い感じがします。何度も訪れたハンブルクが舞台です。キールやハンブルクに元ドイツ語の先生が住んでいたので、私にとっては懐かしい街です。😀
「まいにちイタリア語」
9月までのシリーズは、私が今まで聴いていた中で一番気に入りました。長いスキットの中の表現を毎日取り上げていて、復習の意味もあって良かったです。また、毎回練習問題があって、テキストに書き込む形が良いです。又、近いうちに再放送されることを期待します。😀
9月までのシリーズは、私が今まで聴いていた中で一番気に入りました。長いスキットの中の表現を毎日取り上げていて、復習の意味もあって良かったです。また、毎回練習問題があって、テキストに書き込む形が良いです。又、近いうちに再放送されることを期待します。😀
10月からのシリーズも、長いスキットはないですが、毎回短いワンセンテンスを取り上げています。そして、それに付随した表現や、定冠詞や動詞の変化などの説明と、テキストに書き込むトレーニングメニューの問題があります。書いて覚えるのは良い練習になります。
「ニュースで学ぶ『現代英語』」
これはテキストがないので、下記をご参照ください。
これはテキストがないので、下記をご参照ください。
番組ホームページはこちらです。↓
https://www.nhk.jp/p/gendaieigo/rs/77RQWQX1L6/list/
例えば9/30(火)の過去放送に関しては、リストの中の下記の画面にあるように、「聴くだけ」ならば左の(グリーンの画面を含む)再生ボタンをクリックすると聴けます。「テキストを見ながら聴きたい」時は、エピソードのタイトルをクリックとそのページに飛びます。
例えば9/30(火)の過去放送に関しては、リストの中の下記の画面にあるように、「聴くだけ」ならば左の(グリーンの画面を含む)再生ボタンをクリックすると聴けます。「テキストを見ながら聴きたい」時は、エピソードのタイトルをクリックとそのページに飛びます。

現れたページ上の緑の部分(↑と同じイメージ)と全文のテキストがずらっと出て来ます。ただし、緑の部分ををクリックすると聴くウインドウのみに切り替わってしまい、下のテキストが見えなくなってしまいます。テキストを開いたまま聴きたい時は、「新しいタブで開く」で開いて下さい。本当にややこしくて、辿り着くのに時間がかかりました。😅
何年か前まで放送していた「高校生から学ぶ現代英語」を聴いていましたが、今はその続編のようなこの番組を聴いています。ただし今月の分は、私が好きな伊藤サム先生の月、火曜日しか聴いていませんので、他の曜日の内容は調べていません。😅
私が気に入っているのはニュースを取り上げていることです。いきなり長い英文記事を読むのではなく、約120~130ワードの短い文章で、最初全文をリスニングします。その後各センテンスの訳と語句の説明があります。特徴的なのは、頭から訳して行くことです。
それから、「反訳トレーニングという」ユニークな訓練があります。ニュースで流れて来た英語のセンテンスをある程度のブロックに分けます。例えば、下記の英文をブロック毎に、日本語→英語で訳された後、次に日本語が話されたら、自分が英語に訳すという方法です。
The UN Security Council has taken up/ Russia's alleged drone intrusion / into Polish airspace earlier this week
リアルタイム(朝9:30)で聴いたことはないのですが、おそらくテキスト全文は放送後に公開されるかと思います。
「杉田敏の現代ビジネス英語」
私はまだ試したことはないのですが、やさしくなかった「やさしいビジネス英語」(笑)から始まって何十年も親しんで来た杉田敏先生の講座です。これはNHKラジオの放送ではなく、春・夏・秋・冬号と、年に4回販売される大き目のテキストを使います。杉田先生に慣れ親しんでいたリスナーの中には、こちらに流れていった人が多いようです。

今日本屋でチラ見しましたが、音声はダウンロードするようになっていました。さきほどたまたま発見したのですが、2025年夏・秋号の全ての音声を無料で期間限定(9月14日~10月13日)で聴けるようになっていました。下記のURLになります。
参考になるかどうかわかりませんが、レポートは以上です。