Thursday, August 28, 2025

えっ、RSVPってフォーマルな招待状に使う表現では?












私は語学アプリのDuolingoで英会話を学んでいます。初級から始めてしまったので易しいと思っていたのですが、時々意味が分からなくて焦ったりしています。やはり日常的に英語を話す機会がないので、生きた英語の表現や(知識として知っておくべき)スラングなどには弱いです。

つい先日、「You should RSVP so the host of the party knows if you're coming.」という会話文が出て来て、「えっ?」と思いました。何故ならRSVPって、フォーマルな招待状にしか出て来ない言葉だと思っていたからです。初めて知ったのは随分昔で、元々のフランス語「Répondez s’il vous plaît」と読んで覚えていました。

調べたところ、RSVPは18~19世紀にかけて、フランス語が上流社会や社交界の国際語だった時代に、招待状の末尾に「RSVP by June 1st」等英語圏の招待状に書かれることが一般的で、20世紀後半から徐々に広がり今ではカジュアルな会話やSNSイベント案内でも普通に使われるようになったようです。

動詞としての使い方について、Cambridge dictionaryによれば、「to answer an invitation by saying whether or not you will go to an event.」とあり、下記のように使われています。

I got a party invitation in the post, and I called to RSVP.
The first 200 students who RSVPed to the invitation got in.

2番目の例文は、会話ではなく文章の中で過去形で使われていたことには更に驚きました。RSVPの動詞化はイギリスよりアメリカの方が進んでいるとか。招待メールやSNSで「RSVP by Friday.」と書かれたり、会話で「Did you RSVP yet?」と使われる例があるようです。

あと、誰が言ったかはわかりませんが、英語のごろ合わせで「Reply Soon, Very Promptly」などと(多分ふざけて?)言われているとのこと。言葉は生き物なので、時代の流れの中で色々変化して行くものですね。SNSの時代になり、なおさらその変化も増しているのかも知れません。キャッチアップが大変です。😅


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