Tuesday, February 10, 2026

「bad」と「wicked」から考える ― 英語の「悪」の違い

前の記事、11番目の証の日本語タイトルは「悪女と呼ばれた同僚」です。私の大昔の信仰体験の話ですが、まだ信仰的にも人間的にも未熟でしたが、自分でも理解出来ない方法で祈りが聞かれる体験をしました。それは今でも変わることはありません。

前の記事に出て来た「悪」を訳す際に、最初はそのまま「bad」を使おうかと思いましたが、最終的には「wicked」にしました。badとwickedは重なりつつも、重さと質が全然違う為、ここにまとめたいと思います。

①badの感覚(一番広くて日常的)

bad = 良くない/望ましくない/問題があるとても幅が広い言葉です。

使われ方の例

  • a bad habit(悪い癖)
  • a bad person(感じの悪い人/問題のある人)
  • bad behavior(良くない行い)
  • He did a bad thing(彼は良くない事をした)

👉 道徳的に軽い~中程度

👉 子どもにも普通に使える

👉 「嫌われ者」「性格が悪い」くらいにも使える。日本語だと「悪い」「良くない」「困った」 あたり。

日常的で、道徳的な重さは比較的軽めです。

反意語は good / right です。

②wickedの感覚(道徳・罪・意図が重い)

wicked = 意図的に悪い/道徳的に堕落した/邪悪な

重要ポイント

わざと悪を選んでいる

道徳・宗教・良心の文脈で使われる

感情的にも強い

使われ方の例

  • a wicked man(邪悪な男)
  • a wicked act(悪意ある行為)
  • wickedness(邪悪さ)
  • the wicked(悪しき者達←聖書的)

👉 罪・霊的・倫理的な「悪」

👉 軽々しく人に使う言葉ではない

👉 聖書・説教・文学で多い

日本語だと「邪悪な」「悪しき」「悪意ある」。

聖書や信仰の文脈でよく使われ、軽々しく人に使う言葉ではありません。

反意語は righteous / virtuous / upright です。

🔳badとwickedの決定的な違い

  • bad: 直せば良いもの、改善の余地がある
  • wicked: 裁かれる対象、排除されやすい存在

人は、知らず知らずのうちに「bad」ではなく「wicked」というラベルを貼ってしまうことがあります。しかし、11番目の証から、若い頃の私は正義感が強すぎると言うか、怖いもの知らずでしたね。😅

一つ説明が必要な言葉があります。

③「intercession」について

これは「とりなしの祈り」を表す英語です。日本語でも一般的な言葉ではないかも知れませんね。具体的に説明すると、「intercession」は、「自分のためではなく、他者のために神様の前に立つ祈り」を意味します。

文脈に応じて、次のように言い換えられます。

  • prayers of intercession
  • to pray for someone
  • to pray on someone’s behalf
  • to lift someone up in prayer



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