AIにごまをすっている人のイラストを描いてもらったのですが、2回描き直しをしてもらって、2番目のこれが一番近いのでこれにしました。手もみをしている所というのがどうも上手く伝わりませんでした。1回目は外人がりんごにバターを塗っている絵でした。😅
先日ふと何十年も前、英語のフリーカンバセーションルームのことを思い出しました。「ごまをするってapple-polishingですよね?」と当然のことのようにネイティブに話したら、「heidi、それは古いよ。今はbuttering ーupって言うんだよ。」と言われてしまいました。
言葉は生き物なので、時代と共に変化して行くものなのですね。それで、今現在は何て言っているのか、buttering-upも古くなっているのか興味があって調べてみました。残念ながら今は英語を話す相手もいないので、ネットなどで調べるしかないのですが、、、。
念の為、「胡麻を摺る」そのものは「grind sesame seeds」です。「apple-polishing(apple polisher)」は今ではかなり古風な響きがあり、意味は通じるものの、現代ではあまり会話では聞かないようです。日常会話では「butter up」や「suck up to」が主流だとか。
良く使われる現代的な表現(自然で一般的)
1. butter someone up - ややカジュアルで、親しみのある言い方。
He's just buttering up the boss to get a promotion.
(He's just buttering the boss up to get a promotion.もOK)
2. suck up to someone - くだけた言い方で、やや否定的なニュアンス。
She's always sucking up to the teacher.
3. kiss up to someone - suck up toとほぼ同じ意味。ややくだけた表現。
He's kissing up to the manager again.
4. flatter someone - 「お世辞を言う」という意味でフォーマル・中立的な言い方。
He's trying to flatter the teacher into giving him a better grade.
「ごまをする」をテーマにしましたが、私自身は歯の浮くようなごますりは好きではありませんし、自分も人のごまをすったり出来ないタイプです。なので、上の例文は私ではなくAIが考えた例文ですが、何だか意図的で嫌な例文だなぁと思ってしまいました。😆
「flatter」に関しては長い歴史があるようです。語源は中世フランス語の「flater」(なだめる・ごまをする)に由来していて、中英語時代から使われていて、16世紀のシェイクスピア作品にもたびたび登場しているそうです。それは意外でした。
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